設備の老朽化や間取りの不便さなどの解消のため、リノベーションを決意された施主様。 限られたスペースの中でいくつかのプランをご提案・ご検討していただいた結果、回遊性のあるプランとすることとなった。 床下に配管スペースをとる事ができない中で、キッチンの位置を変更するため、キッチンと洗面室の間のドア部分に配管を忍ばせた段差を設けたり、個室と個室のクローゼットをつなげてファミリークローゼットとし、両側から出入り可能にしたりとどこにいても行き止まりの無い回遊性のあるプランとした。 キッチンカウンターの外側に採用したタイルは、天然の貝殻を使った厚さ僅か2mmのタイルで、人工では難しい上品な質感が華やかさを演出している。 キッチン裏手のパントリー外側の壁のタイルは、来客が多くカフェの様な雰囲気にしたいというご要望に添えるよう採用したタイル。パントリー横のワークスペースの古材カウンターやアイアンの棚受け、幅広のオークフローリングとも相まって雰囲気をつくっている。 竣工後は、奥様の御実家のリノベーションにも携わらせていただいたり、他のお客様をご紹介いただいたりと今もお世話になっております。 関連リンク(別サイト) リノベりす ”シェルや古材の素材感がきいたプライベートカフェ。回遊性のあるマンションリノベーション” |